夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

泣くのなら

誰にでも号泣する時はあると思う。生きていれば年に何度か訪れるんじゃないだろうか?映画を観て感動したり悲しかったりしたとき、本を読んで感動したり悲しかったりしたとき。あとはあれですね。人生という旅路の途中で何かにつまずいてしまったとき。人間関係や、仕事のことや、恋愛のことや、自分自身について・・・。悲しくてやりきれなくて辛くて辛くて、号泣してしまうときというのは誰にでもあるんじゃないだろうかと思う。

「涙は、体の中の悪いものを体の外へ出してくれる働きがある。」というのをずっと前にテレビで観たような気がする。よく覚えていないけど。「感情を言葉で表せるのなら人は泣いたりしない。言葉にできない感情が涙となって溢れ出す。」と聞いたこともある。 確かに泣いた後はすっきりする。号泣であればあるほど、声を上げてわあわあ泣けば泣くほど、泣き疲れてぐったりして、体の力が抜けてぼんやりとしている時、泣く前よりも穏やかな気持ちにないることに気づいたりする。事態は何も変わっていなくても、なんだか自分を取り巻く世界がマシになったような気がしたりする。

けど・・・泣きすぎにはご用心である。特にわたしの場合。具合が悪くなるのだ。泣いた後の平和な時が過ぎると、頭がガンガンしてくる。目の奥がずしりと重く、吐き気がしてくる。二日酔いみたいな症状だわね。しかもしかも、必ず目が腫れる。その腫れは丸一日は引かない。外に出たくなくなる。でもどうしても外出しなければならなかったりすると最悪だったりして。皆に心配されるし、変な顔を見られるのが恥ずかしい。えーん。

だからなるべく翌日に出かける用事があるときなどは泣きたくない。泣くなら休みの前の日が最適。