夜中に、何かをむしるかのような、「ムシィッ!ムシィッ!」という派手な音が聞こえて目が覚めた。何だろうと思い、起き上がって見に行ったら、シンク下の収納に入れてあったはずの食器洗い用スポンジが無残な姿で転がっていた。「ああ〜、これね、これむしった音だったのね。」と呟きつつ、小さくむしられたスポンジのクズを拾い集めて捨てたけども。
やったのは誰だか解ってる。シンク下の扉のわずかな隙間に前足を差し入れてチョイチョイと動かし、カリカリと爪を立てて扉を開けてしまうことが出来るのは、ひめさんしかいないのだ(モグたんのデッカイオテテでそんな繊細なことをするのは無理だし、おぼっちゃまウピちはこういうことはしない)。
見よ。このボロボロのスポンジを。っていうかこれ、亀さんの水槽の掃除用に買っておいたものなんだけどな。もう亀さん用スポンジがボロボロなので買い置きしておいたんだけどな。けどいいや、これ3個で100円という超安いスポンジだからさ。
そのひめさんのいる場所は、亀さんの水槽の上だったりします。水槽は年中保温されているので、乗っかるとほんのり暖かい。猫に大人気なホカホカプレイスだったりします。