ハートのキーホルダー

冷え込み、厳しいですね。予報では明日の最高気温はマイナス5度だとか。しばらく真冬日が続くみたいだし、雪も降るらしいですし、まだ冬ですね。しかし来月はもう3月。春めき始める季節がやってきますね。

一日中家にいる日でも、日中はストーブを使用せずに灯油をなるべく使わない生活をしていたおかげで、体はすっかり寒さに慣れてしまいました。今は室温が15度にもなると少し暑く感じてしまうため、ストーブを消してしまいます。もっとも、厚着をしているからなのですがね。しかし、これほど灯油を使わずに冬を過ごしているのもはじめてです。

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雪祭り、とうとう行かずに終わってしまいました。今年こそと思っていたのに。会場ではさっそく雪像の取り壊しが行われているみたいですね。テレビでその様子を見ましたが、毎年壮観です。もったいないけど、これから気温が徐々に上がって、雪像が融けて崩れたら危ないですし、仕方ないですよね。事故防止のための取り壊し。これも愛。

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楽天でキーホルダーを買いました。TROIKAっていうとこの、赤いハート。今の家の鍵に開いている穴がどうも小さくて、以前から使っているキーホルダーに合わなくて使いにくかったから、どうにかしたいなーと思っていましたが、ここにきてやっとどうにかなりました。このワイヤーになら小さな穴も合います。ドアに鍵を差し込むときにもキーホルダーが邪魔にならなくていい感じです。

もっとおもちゃっぽくてガチャガチャした感じかなと思っていたけど、レビューにもあるように実際には安っぽい感じはしなくて、色もきれいだしかわいいですね。

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ウピピのチェックタイム。あんまりかじらないでね。

っていうかこれ、ホワイトデーにクッキーやなんかと一緒に贈ったらいいかもなんて思いました。本命のあの娘に告白するきっかけになるかもよ。「あら、ハートだわ。」なんて、気になっちゃったりして。

なんてことを考えているうちに思い出したこと。以前働いていた職場のアルバイトの男の子。当時20歳(ちなみにわたしはこのとき確か24歳)だったその子には、好きな女の子がいた。しかし彼は穏やかで奥手な男の子。日頃から彼女との距離をつかみかねて悩んでいたようで、飲み会の席で隣に座ったわたしに相談に乗って欲しいと言ってきた。もちろんいいよ、さあ話して。と促すわたしに彼は悩みを打ち明けた。

彼の悩みはこうだった。大好きなその女の子にはまだ告白はしていないのだが、食事に誘ったら必ずオーケーしてくれるので、今まで何度か2人きりで食事をしたそうだ。そして、その帰りに家に寄って行かないかと言うと、それも必ずオーケーしてくれて家に上がってくれるのだという。彼女はどうして、誘ったらかならずオーケーしてくれるのか?どうしてなんでしょうね?ぼくのことどう思っているんでしょう?それが相談の内容。

「ブフッ!」(←飲み物を吹く音)

あーた、それオッケーってことじゃん。嫌いな男となんか食事しないし、気を許していなかったら部屋にも上がらないんじゃないの?だからっていきなり押し倒すとかそんなことは相手が望まない限りはご法度だろうけど。これは即告白だ。彼女は君に気がある。って言ったのに。「そうですかねぇ?でも告白してふられたら辛いし、どうしようかな。」と決意が固まらないらしい彼。一人行け行けドンドンで盛り上がるわたしを尻目にまだ迷ってる。

そして後日。わたしは彼から「ふられました〜。」という報告を聞くはめになった。なぜって?それは告白したからではなく、しなかったから。あの飲み会のアドバイスの後も告白はできないまま、彼は彼女と何度か食事に行ったらしい。その何度目かの食事の後、彼女は彼にこう言ったそうな。「もうあなたとは食事に行かない。わたし、もっとドキドキしたかったのに。」

「ごふっ!」(←休憩中に食べていたせんべいを喉に詰まらせてむせる音)

あーた、それふられたんじゃなくて。ヘイ!カモン!ってことじゃん。それで黙って帰したの?彼女は君を拒絶したんじゃないよ、どうして告白してくれないのって言ってんだよ。だから即告白しろとあれほど言ったのに。彼女にこう言や良かったんだ。「ごめん、オレ、君の事が好きすぎて、もし拒絶されたらと思うと怖くてなかなか言い出せなかったんだ。でも今言うよ。君が好きだ。オレと付き合ってくれ。」そして強く抱きしめて熱いベーゼなどを。

しかし彼が取った行動は全く違うものだった。黙って彼女を帰し、とぼとぼ歩いて家に帰って仲の良い男友達5人に泣きながら電話してふられたことを告げたのだという。ほどなくして電話を受けた5人の男たちが彼の家に集まり、全員が泣きながら彼をなぐさめてくれたのだそうだ。

……ああ。なんという。なんというじれったい展開。むせび泣く男たちにかこまれてなぐさめられるなどというむさくるしいことをしている場合ではないというに。例えばほら、プリティ・ウーマンリチャード・ギアみたいにさ、花束持って彼女の家に駆けつけて、素直な気持ちを告げてみたりすれば良かったのに。

この話を聞いたときは、それからまだたった1週間しか経っていなかった。だからまだ間に合うと思った。けど再びわたしが彼を鼓舞しても、彼は告白しに行かないだろう。だから鼓舞するのは止めたんだけどね。

あれから10年経った。君は今頃どうしてる?愛を、伝えましたか?

キーホルダーで思い出す、青い恋のほろ苦いはなし。