夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

白銀の勇者を思い出す

いつも行くスーパーマーケットでバナナ売り場が復活しています。朝バナナダイエットのブームが下火になってきたのか、それともバナナの入荷が増えたのか、どちらなんでしょうね。とにかくバナナが手に入りやすくなったのは嬉しい限りです。売場を覗いて「また無いや」って思うことがなくなりましたね。

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いよいよ寒くなってきました。今朝目覚めてみればとても寒く、布団から出るのがつらかったのですが、意を決して起き上がりストーブのスイッチオン。その後はいそいそと布団に戻り、部屋が暖まるまで布団の中にもぐりこんでいました。寝床にダイブする前に、チラッと見た温度計によると、室温は12度。どうりで寒いはずです。

しかし、そんなわたしをよそに相方はいたって平気な様子。半そでTシャツ姿で室内をウロつき、布団の中で「寒い寒い」と言いながら縮こまっているわたしに向って「そんなに寒い?」などと言ってきます。しかもその半そでTシャツの上に長袖のフランネルのシャツを一枚はおっただけの格好で犬の散歩に行きました。室内が12度ってことは、外はもっと低い気温なはずなのに。ええ、わたしなら長そでシャツの上にコートも着ますとも。・・・寒さに強い人はとことん平気なんですね。

これまで三十数年生きてきて、わたしが出会った寒さに強い人ランキング第一位は、妹の同級生の、当時小学六年の男の子でした。真冬でも半そでTシャツに短パン姿で登下校している彼の姿をよく見かけたものです。手袋と冬使用のブーツは履いているものの、その服装は見ているだけで震えあがってしまいそうなほどの無防備さ。なぜそんな格好をしているかというと、答えは簡単「寒くないから」。とてつもなく暑がりな子だったようです。彼が寒さに強いのはもしかして、北海道よりももっと北の国出身だからなのかなと思ったので妹に訊いてみたところ、「東京から来た転校生だよ」ということでした。出身地に関係なく寒さに強い人はとことん強いんだなーと思った記憶があります。鳥肌くらいは立つでしょ?って訊いてみたけど、全然そんなことないんだって。

室温12度の部屋の中を薄いTシャツ一枚で歩き回る相方の姿を見て、寒さに強い人ランキング第一位の彼を思い出してしまいました。シンシンと雪が降る真っ白な雪景色の中を、半そで短パンで平然と歩く男の子の姿は勇ましくもあります。彼は今でも寒さに強いのかな?寒がりなわたしはいいなーと思ってしまいます。