ミディトマト。最近よく見かけるようになりましたね。トマトというと、大玉トマトかプチトマトでしたが、ミディトマトが現れて選択肢がひとつ増えました。大玉トマトはやわらかくて酸味があり、昔から食べ慣れているせいか親しみがあります。そしてプチトマトは酸味と甘みのバランスがよくて、小さめサイズだからお弁当にそのまま入れるのに便利。サラダにちょっと添えるのにもいい。そしてミディトマトはとにかく甘味があっておいしい。果物みたい。「もしかして酸っぱいかも」とか思わずにぱくっといけますね。でも大きさが微妙。大玉トマトよりは小さい、でもプチトマトよりは大きい。まさにミディアム。こりゃプチトマトみたいにそのまんま口に入れるもんじゃない。切って食べやすい大きさにするべき、なのはわかっているのですが。
食事の準備ちゅう、ミディトマトをサラダに入れようと切りわけながら、ついつい丸ごとのを口にぽいっと入れてつまみ食いしてしまう自分がいます。まあすんなり入ることは入るんですが、口の中がミディトマトでいっぱいになり余裕がまったくなくなってしまいます。そしてその状態でミディトマトを噛むと、あふれ出す汁とつぶれたトマトに押されて唇が少しひらくので、みずみずしい汁がぴろっと飛んでしまいます。これまで何度か飛ばしたことありです。だったらもう丸ごと口の中に入れるなよ、と思いますでしょう。でも微妙な大きさなのでプチトマト感覚でぽいと口の中に入れてしまうのです。そしてそのたびに「しまった、こりゃ一口じゃ食べられない」と、思い直して口の中からめろ〜と取り出しています。我ながら何度繰り返しゃ気が済むんだい、と思いながら取り出した後のミディトマトをちまちまとかじる日々です。
ミディトマトはとても甘くておいしいので、おやつがわりにつまむこともあります。しっかりした果肉の歯ごたえとみずみずしさ、そして甘い果汁がデザートっぽくて好きです。トマトにもいろんな種類があって、シーンによって選べるのは豪華なことだよなーって思ったりしています。