夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

1歳の誕生日を祝う集いとケーキの量

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息子のひろきは今月の26日で1歳になります。おぎゃーと生まれたあの日からもう1年。大変な日々でしたがあっという間でした。子育ての前半はわたしにとっても暗黒時代で、眠れず食べられず常に緊張していて心の休まるときはなく、どうやっても泣きやまない赤ん坊を抱いて途方に暮れていました。いつまでこんな日が続くのかと落ち込むときもありました。楽になってきたのは息子が生後10か月を過ぎたあたりでしょうか。だんだんひとりで遊べるようになってきて、わたしは家事に集中できる時間が増えてきた。もちろんまだまだ抱っこする場面は多いし、体重の多い子なので重く、肉体的にはちょっときついけど、息子の存在にすっかり慣れてきたというか、子育てに対してちからが抜けてきて、ふわっと軽くなったような気持ちです。

でもなんだか怖いですね。このあっという間の1年があと18回続いたら、息子はなにがしかの形で家を出ていくことでしょう。自宅通学で大学にかよっている場合は別として、この子は自分の船で大海原へ漕ぎだすのです。あとたった18回。......ああ、きっとすぐなんでしょうね。

で、まだ誕生日まで3日ありますが、きょうはわたしの実家で息子の誕生日会です。みんなが集まれるのがこの日だけだったのでこのようになりました。父と妹とその彼氏、そしてわたしと相方と主役の息子。ごちそうは父の用意してくれた鍋と刺身とビール、わたしたちが持っていったケーキとビール、妹たちのワイン。いやあ、嬉しいですね。みんな有難うです。

ケーキを切り分けるとき、父はいらないと言ったので、わたしと相方と妹とその彼氏の4人で食べることになった(息子はまだ超おこちゃまなので今回はいちごのみです)。だから4等分でいいかなと思った。切り分けやすくてちょうどいい。だからみんなに「4等分でいい?」と訊いたら、最後の「い」を言い終える前にどよめきが起こり、口々に「多いだろ」「多いよ」「多いんじゃない」という返事が返ってきた。ケーキの大きさは6号だった。うーむ、わたしにとってはちょうどいい量なんだけどな。わたしは「え?そう?」と言って8等分にしておきました。でもわたしは4分の1食べたよ。

妹の彼氏(すーさんと呼ぶことにします。もちろん勝手に命名です。リアルではSさんと呼んでいます。まだ会ったの1回目だしね)も4分の1のくだりでは突っ込みを入れたかったのかもしれない。でもやっぱり初対面なのでなんにも言いませんでした。でも心の中では「えええええー」って思っていたかもね。

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そしてトイプーのゆうさく。ハイテンションで出迎えてくれたけどそれも長くは続かず、最初はびょんびょんとび跳ねたりみんなの足にじゃれついて靴下を引っ張って脱がせ持ち去ったりしていましたが、やがてスタミナが切れたのかおとなしくなりました。

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息子がはいはいしてもじゃれつかない。おとなしくあとをついて歩いているだけ。息子はあまりにもテンションの高いゆうさくにおびえて泣いていたけど、いまは平和な光景です。

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しかしここでちょっとした戦いが。ゆうさくのおやつを奪い取ろうとする息子。怒って一声ぎゃんと吠えるゆうさく。息子は驚いて泣きだす。勝負はゆうさくの勝ち、でしょうか。彼らが仲良く遊べる日はまだ先なようです。

賑やかなお誕生会でした。しかし反省点。酒の量が足りなかった。みんなよく飲む。というか父と妹とすーさんがめっちゃ飲む。用意してあったビールもわたしたちが持っていったビールもまたたく間になくなり、ワインも開始30分のころにはからになっていた。うちの相方は運転して帰らなくちゃならないので飲まなかったし、わたしはそんなに飲めないのでビールを小さいグラスに1杯もらっただけだった。あんまりお酒あっても父が飲みすぎたらよくないしと思って350の6缶パックを持っていたったんだけど、500にしてもよかったな。あと、わたしも含めて父以外みんなよく食べる。鍋も刺身もすぐになくなった。なにか寿司でも買っていけばよかった。次回このような機会があったらこの反省を生かすことにしましょう。

あと思ったこと。ゆうさくは小食だった。ごはんもおやつも残していた。ラブラドールのモグさんを見ているわたしとしては驚かされた。すーさんは穏やかで優しそうで健全な感じだった。いつか弟と呼べる日が来ますように。そしたら勇気を出してすーさんって呼んでもいい?って訊きたいけど訊けないかもしれない。乙女の恥じらい。