わんわとまんまの1歳半

息子は今日でちょうど1歳6か月になりました。1歳半です。生まれて1年と半年。ここまで長かったようなでもあっという間だったような。去年は本当につらくてね、人生のなかでこんなつらいことがあるのかと思っていましたね。これまでけっこういろんな経験してきて、もう生きていけないと思えるような、限界だと感じるような、そんなこともありましたが、さらにすさまじいことがありましたね。それが子育てですね。語尾に「ね」を付けると淀川長治さんを思い出しますね。

妊娠出産子育てっていうのは、それぞれが置かれている環境や状況、お母さんたちの性格や体調、赤ちゃんがどんな子かによってものすごく左右されて、ひとくちに子育てっていっても千差万別、めっちゃ楽だったり超大変だったり、ひとくくりにできないものなんじゃないかなと感じています。実際ね、子供の性格というのか性質というのか、育てやすい子と手のかかる子の違いを目の当たりにしてきたので、そこだけ見ても全然大変さが違うんだよね。

わたしのおばの子、つまりわたしにとってのいとこはとってもおとなしかった。まず声が小さい。泣いても小さい声で「ふえーん」って言うだけ。え?それ泣いてるの?って思ったほどだった。片やわたし母の子、つまりわたしの妹は声がでっかい。ちからいっぱいめいっぱい「ぎゃー」と泣き叫ぶ。だから妹が泣きだすとわたしは大慌てだった。母が家事などしていて手が離せないときには、おろおろしながらあやした。このときわたしは中学1年生。妹にミルクを飲ませたり、抱っこして寝かしつけたりと育児を手伝っていた。だからいとこの赤ちゃんと比べてみて、声の大きさが違うだけでもずいぶんとおろおろ度が違うもんだなと思っていた。あのころは妹の夜泣きで寝不足気味だった。妹は両親と一緒に1階、わたしたち上の姉弟は2階で寝ていたけど、そんな距離を隔てていてももろに聞こえてくるのでひと晩に何度か目が覚めた。

時は流れ、やがておばの子どもたち(あの赤ちゃんではなくその上の子たち)が母親になっていった。彼女たちの赤ちゃんも、とってもおとなしい子たちだった。泣き声が小さいのはもちろんのこと、ちょっと世話をしてわかったのはあんまり泣かないっていうこと。お腹がすいた、おむつを換えてほしい、眠い、そういうとき以外は泣かない。しかし、わたしの子は違った。とにかくずっと泣いている。どうやっても泣きやまない。そして声も大きい。おば方の子はおとなしく、母方の子は手がかかる。おばと母はもちろん実の姉妹、それなのにこうも違うものか。そしてそれはこれからもずっと、脈々と受け継がれていくものなのだろうか。うーん、なんなんでしょうか。絶え間なく泣かれていると追い詰められてくるんだよね。

産後の体調不良もあって、とにかく泣けるほど、そして実際泣きながら過ごしたこともあるほど昨年はつらかった。育児にも慣れていないしね。てんてこまいだった。

それでも毎日をなんとかやり過ごしているうちに子どもは1歳半になった。よくここまでこられたなと思う。歩くのもだいぶ上手になってきて、足踏みしたり後ずさりしたり走ったり、階段も柵をつかんで一生懸命、1段ずつよいしょこらしょと登ります。言葉はまだ出てこないけど、犬のぬいぐるみを見ると「わんわ」と言うし、しまじろうを見ると「まんま」と言います。あとは物を手渡しながら「はい」と言う。これからどんな言葉が出てくるのか楽しみだったりします。そして歯磨きは相変わらず大きらい。暴れてぎゃーぎゃー泣く。前記のわんわんとしまじろうのぬいぐるみは、ベネッセの子どもチャレンジのもの。歯磨き特集というのをやっていたので、これで歯磨きが好きになってくれるならと取り寄せてみたけど、うちの息子には効果なく。フッ素を塗ってもらいに小児科にいったので、ついでに歯磨きぎらいを相談したら、「とにかく押さえつけてでもがっつり磨いて」と言われたので毎回泣かせながら磨いています。つらいですけどね。虫歯になって欲しくないので耐えてもらっています。あと、フッ素は1歳半健診のときに指示があると思うからそれからでもよかったんだよ、と言われました。地域によって違うのかな。「間違えちゃったてへっ」って感じにしておきました。でも前回の健診ではすぐにでもフッ素塗ってもらっていいよって言われてたんだけどな。まあいいや。

息子は日々活発になってきて目が離せないのが大変ですが。これからもっと大変になるかもしれませんが。とにかく今は、おぎゃーと生まれたあの日から1年半も経ったんだなーとしみじみ振り返っています。

余談ですがね、保育園に入れてバイトしようと思っていたけど待機児童がとても多いらしくあきらめました。そして一時保育すらいっぱいで預けられない現実。びっくりしました。まさかこんなことになっていようとは。やっぱり幼稚園ですかねぇ。