霧の浮舟、34年目の真実

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Since 1980。デビューして34年目、ロッテのエアインチョコレート「霧の浮舟」。わたしがまだ小さかったころ、たしか小学校に上がったばかりだったかな、母と一緒になじみの小さな商店へいったとき、お菓子の棚にこのチョコを見つけた母は、「ママこれがいちばん好きなのチョコレートなの、すごくおいしいんだよ」と教えてくれた。以来わたしは、このチョコレートを見かけるたびに、「お母さんが好きなチョコだ」と思うようになった。そしてそれは今でも変わらない。たしかにおいしいのでたまに買ってみる。味わいながら、お母さんもこの味を楽しんでいたんだろうかと思う。複雑だけど。

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チョコの断面。気泡がたくさん入っているからサクサクと砕け、なめらかにとけていく。ふんわりじゅわっと気持ちいい。

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とけやすさ抜群。つまんでいた指にもチョコがつきました。いえ、どんなチョコでもつまんでいればこうなるのですが、霧の浮舟は特に溶けやすくてすぐにじゅわっと指が沈んでいく感じ。それがいいんですよね。

そして、今こうして書いていて気づいた。わたしはこのすばらしくおいしいチョコの名を、「霧の箱船」だと思っていた。でも箱船じゃなかった。浮舟だった。あらためて考えてみると、このパッケージに描かれている舟はどう見ても箱船ではない。箱船っていうのはもっとどどーんと大きいのではないだろうか。イラストの舟はなんだかヨットみたいだ。それが静かな水面に浮かんでいる。だから浮舟なのか。

しかもここまで書いてきてまた気づいた。わたしは「浮船」と打っていた。でも「船」じゃなくて「舟」だった。だから訂正した。正しくは、「浮舟」だったのだ。34年目にしてやっと真実にたどり着いた。時間かかりすぎ。