夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

そういえば今年の正月

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大晦日から元旦にかけて実家に泊った。息子も一緒だったがいつもと環境が違うせいかなかなか寝てくれない。昼間さんざん妹と父に遊んでもらったにもかかわらず、ぎんぎんだった。深夜1時近くなってようやく寝てくれたけど、和室に敷いた布団へ運ぼうとすると目を覚まして逃げ出し居間のソファーに倒れ込んで眠る。ソファーってさ、落っこちる可能性あるじゃん?だから布団で寝てほしかったんだけど、運ぼうとしては逃げられるのでどうしてもだめだったから、ローテーブルをソファーにくっつけて置いた。これで床に落っこちてごっちんすることもあるまい。和室は居間の隣。ふすまを少し開けたまま寝ることにした。これで息子のようすをうかがいながら眠れるってもんです。

でも今度はわたしがなかなか寝付けない。なぜなら和室のケージに入れられたトイプードルのゆうさくがクンクン鳴き続けているから。普段はおとなしくケージのなかでひとり、朝まで眠っているそうな。しかしわたしの姿が見えるからなのか、甘えて鳴いているようだ。どうしようかなと思った。わたしは過去、モグたんと一緒に寝て窒息しそうになったことがある。顔の上に丸まって寝やがったのだ。あの悪夢。今でも忘れない。くちのなかに肉球を突っ込まてしょっぱい思いをしたことだってある。それでもモグたんは日ごとにマナーを心得て、年を取ってからはやらなくなったけど。まだ3歳のゆうさく。一緒に寝るのが怖いぜ。でも鳴き声が続くと眠れない。わたしはゆうさくをケージから出した。喜んだゆうさくは家のなかを歩き回ったあと、わたしの布団へやってきた。布団ごしに、わたしのおなかのあたりにくっついて寝ていた。

鳴き声はやんだ。でもなんか気になって眠れねえ。まんじりともせず夜明け。外を見ると薄らいだ夜の闇が淡い青になってあたりを包んでいた。街灯のあかりはまだともったままだ。雪の積もった白い世界の、夜と朝のはざま。ベランダの窓をあけてみると、刺すように冷たい空気が押し寄せる。デジカメを持った手を伸ばしてシャッターを押す。青い世界を、切り取ってやったぜ。この一瞬は永遠にわたしのもの。

起きだして活動するにはまだ早い。また布団に戻るとゆうさくがすぐにやってくる。その頭をなでながら眠ろうと試みるも目が冴えてうまいこといかない。あきらめてぼんやり考えごとをしていたらいつのまにか眠っていた。

そのうちみんなが起きだしてくる。その気配で目をさます。息子も起きてきた。時計を見ると午前6時を半分すぎたくらいだった。わたしの睡眠時間、たぶん1時間もない。眠れない元旦でありました。もう泊りにいかない。これからは日帰りにする。

今年も半分以上すぎて、季節は夏まっさかり。正月からはだいぶ時間が経ってしまい、いまさらな感じですが写真も撮ったことだし日記にしておこうかなといった次第です。