道内では今年、ヒグマに襲われ命を落とした方や傷を負った方が9名にもなるそうですね。この被害者数は記録が残る1962年以降過去最多だそうで。ヒグマが人を捕食したとみられる現場もあったそうです。やはりここでも頭をよぎるのは三毛別熊事件です。先月には市街地(ここから徒歩20分くらいの場所)でもヒグマが現れたばかりです。人間にとっての捕食者、しかも地球最強生物といってもいいような熊相手にどうしたらいいんでしょうね。刺激しないように逃げるくらいしか思いつきませんが、襲われたらもうどうしようもないです。丸腰では絶対に勝てない。
まだ7月半ばだというのに毎日真夏日が続くようです。土日がとくに厳しいらしく31度の予想だそう。最近天気予報を見ていて思うんだけど、東京など本州と変わらない気温じゃない?暑いんですけど。北海道は涼しいのではなかったのでしょうか。もう北海道イコール涼しいところというイメージは捨てたほうがいいの?
毎日真夏日が続くおかげで家の中も暑いです。気温が高いからなんでもすぐ乾く。洗濯物も、洗髪後の髪も。お風呂のあとにはドライヤーで髪を乾かすのがいつものことなのですが、昨日は暑かったのでサボりました。放置してもすぐ乾くし、ドライヤーの風は熱い。ただでさえ暑いのにさらに暑くなるのがいやだった。せっかく汗を洗い流したあとなのに、ドライヤーの熱でまた汗をかいてしまいそう。だからほったらかしにしておきました。自然乾燥ですね。マンションの最上階、西日がぎらぎら照りつける部屋は夜になっても室温が下がらずあっつあつなのですぐに乾きました。しかしそうするとこの写真のような天然パーマ全開の頭になってしまいます。わたしの髪は天然パーマです。最近の美容師さんは気を使って「くせ毛さん」などとマイルドな感じで言ってくれます。その気遣いと優しさに心が温かくなりますが、わたしは天然パーマです。マイルドに言ってもらっても天然パーマであることに変わりはありません。
ドライヤーでブローしたらクセも伸びるのですが、そのままだとこのような感じに。そして翌朝、ここへ整髪料をつけると、なぜか縦ロールのようになってしまいます。暑くてめんどうなとき、具合が悪いとき、時間がないとき、ブローしないでいるとわたしは縦ロール。通常はこれをくるくるドライヤーで伸ばしていますが、時間にして10分ほどかかってしまいます。そうするとだいたいまっすぐに伸びて広がりもなくなります。しかしこれがまた熱いんですよね。夏はつらいものがあります。なので今日のわたしは縦ロール。ブローをさぼって縦ロールです。
具合が悪いとき、髪の毛に手をかけている余裕がなく、縦ロール状態で病院へ行くと、「お前本当に具合が悪いのか髪を縦ロールにする余裕あるじゃんそれカーラーで巻いてるんだろ?」的な目で見られることがあります。まじまじと髪の毛を見られるし、相手の目に浮かぶ蔑みにも近いようなその色に、そういった気持ちが見て取れるのです。いえ、天然パーマですから、とは言えず、本当に具合悪いのにななんだよこの髪の毛と思いながらしょんぼりと帰宅します。また、湿気でも縦ロールが復活してきてしまうため、せっかく伸ばした髪の毛が意に添わぬ場面でくりんくりんになることがあります。そんなとき、「こんな場面に縦ロールでくるなんてTPOをわきまえてないやつだチャラいんだよしかも茶髪だし」的な目で見られることもあります。まじまじと髪の毛を見られるし、相手の目に浮かぶ(以下略)天然パーマで天然の色なんですと説明しても信じてもらえないこともあります。でもそういった方でも長く過ごすうちに分かってくれるんですけどね。だってずっと変わらないから。パーマが取れることもないし、色が急に変わることもない。
髪が縦ロールなのも茶色いのも天然です。これが自然な姿なのに、日本人は直毛で黒髪が多数という現実に、わたしは今までけっこう傷ついてきました。縦ロールだけでもきびしいのにさらに茶色い髪色。マイノリティーです。気になるなるときは縮毛矯正をかけたりしていました。でも縮毛矯正で伸ばしたって、ヘアカラーで染めたって、伸びてきたら元通りですからね。誤解を解くためには説明したうえである程度の期間一緒に過ごして見ていてもらうしかないような気がします。
縮毛矯正は安いところでも1万円くらいかかるし時間も2時間は余裕でかかります。カラーもしたらもっとお金も時間もかかるし髪傷みまくり。最近はあきらめて放置して過ごしています。毎朝ドライヤーで伸ばし、暑いときは縦ロールのまま。40代の後半にもさしかかるともうあるがままにの境地です。