夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

酔ったような気分になったはじめてのノンアルコールビール、たまにはビールも飲むぞー。

アサヒのドライゼロ 350ml缶

先週の6日金曜日、息子の歯医者の帰り道、ステーキガストに寄った。時間は午後6時の少し前。この時間から夕飯を作るのも面倒に思えて外食することにしたのだ。いつもなら午後6時まではハッピーアワーということで、ジョッキ1杯が200円(税抜き)で飲めるのでそれを目当てにしていたけど、コロナウイルスまん延防止等重点措置のもと、酒類提供の自粛をしているらしく、飲み物といえばドリンクバーとノンアルコールビールだけだった。お酒に弱いわたしだけど、最近ではジョッキ1杯くらいなら気持ちよく酔えて後にも残らない。下戸返上。なぜだかはわからないけどお酒には以前より強くなった。と言っても下戸からの卒業ほやほやという程度なのでジョッキ1杯か、家で飲むならロング缶1本が限度だけれどね。それ以上飲むとおかしくなってしまう。2年前の大晦日、味比べと称して銘柄の違う2本のロング缶を空けたら大変なことになった。ふらふらしながら洗い物をして、ザルを拭いていたら手が滑ったのかそれが吹っ飛んだ。見事にぽーんと部屋の隅まで。大皿を拭けばなぜかそれが額の真ん中にクリティカルヒット。どうしてそんなことになるのかぜんぜんわからなかったし、痛くてたまらずおでこをおさえて床にしゃがみこんでいた。ただひとつわかったこと。飲みすぎると変になる。いつもの動作が正常にできなくなる。2缶はいけない。翌朝、片づけたつもりの居間のテーブルの上にはビールやジュースの空き缶空き瓶にゴミが散乱していてめちゃくちゃだった。それを見て「あちゃー」と思い、以来、いくら下戸を卒業したとはいえビールはロング缶1本までにしておこうと決意したのだった。

話は戻って。ガストでカットステーキを注文したらやっぱりビールが飲みたくなった。こういったところでお肉を食べるとビールが飲みたくなる。あのほろ苦い味にはいまだに慣れず、すぐに口の中におつまみを入れてビールの味をかき消さなければならないのは相変わらずだけど酔っぱらった感じは好きだ。その酔いだって最近は後も引かずに心地よく、ほんのりと淡く、ふわりとやってきて安全に去っていく。あの酔いを味わいたい。けれどもコロナのせいで酒類の提供は自粛。あきらめてお肉だけにしておこうかと思ったけど、ひとくち食べてみればやっぱりビールが飲みたくなる。もうお肉とビールがセットになっているんだよね。なので酔えないのはわかっているけど気分だけでもということでノンアルコールビールを注文してみた。うん、味はもうビール。それ以外のなにものでもない。しかもほんのりと酔ったような気分になれる。食後のデザートにプリンを取りに行ったとき、体がふわふわしたような気がした。酩酊が訪れたのか。ノンアルで。この味がしたら酔うと記憶されているのかもしれない。記憶酔い。

アサヒのドライゼロならノンアルコールなのはもちろんのこと、カロリーもゼロ、糖質もゼロなので罪悪感なく飲める。これはいい。健康的だ。ということで昨日もドライゼロを飲んでみた。やっぱり味はビールだよこれ。色といい泡立ちといい味といい、すべてがビールではありませんか。ビールは飲みたいけどカロリーが気になるというときにはいいかもしれない。でもわたしがビールを飲みたくなるのって月に1回とか2回くらいなんだけどね。その少ない機会にノンアルコールビールを飲むならもうお酒なしの生活になる。下戸は卒業したけどお酒を飲むことがなくなるっていうことはやっぱり下戸に戻るのでしょうか。ちょっと鍛えるためにはたまにビールも飲んだほうがいいのかなとか考えている。せっかく得た耐性を失うのももったいないような気がして。よーし、たまにはビールも飲むぞー。

アサヒのドライゼロ TOKYO 2020パッケージ

オリンピックパッケージを見つけたので買ってみました。今だけなんだなぁと思うと特別な感じがしますね。