夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

1回目のコロナワクチン接種を受けて3日目

痛い痛い痛い痛い痛いー。接種を受けた部分がめちゃくちゃ痛い。モデルナアームとはこのことか。こんなふうになるのか。受けてみないとわからないものですね。

さかのぼること1週間と少し前。きっとまだ予約できないよね、と思いながらもコロナワクチン集団接種の予約サイトを見てみると空きがあった。しかも会場が選べるくらいに余裕があるもよう。ええ、さっそく予約をしましたよ。自宅からいちばん近い会場を選んだらモデルナになりました。いやあ年内は無理だと思っていたけど希望する人にワクチンが行き渡ってきているんですね。チェックしてみてよかったよ。予約できてわくわくが止まらなかった。自分もようやくコロナのワクチンを接種してもらえるんだ。安堵がはんぱない。でも副反応は怖い。自分がどの程度になるのかわからないからね。最悪の事態も頭をよぎるわけ。でもワクチン接種は受けたいのでそこに葛藤が生じる。どちらにせよリスクはある。ならばゆこう、接種への道を。というわけでわたしはワクチン接種を希望したのでありました。

グーグルマップによると会場までは徒歩で27分。バスと地下鉄を乗り継いで行くこともできるが遠回りになり、乗り換えや待ち時間、最寄り駅から会場であるつどーむへ徒歩で向かう時間も入れると25分はかかる計算。徒歩とあんまりかわらない。ならばゆこう、徒歩で。というわけでつどーむまで歩いて行きました。だいたい25分くらいで着いた。予約時間は14時から14時半。14時を10分くらい過ぎて着いたのでちょうどいい。

つどーむの銀色の屋根が曇り空の灰色と同化している。今日はあいにくの天気だ。予報では15時から雨が降るらしい。念のため傘を持って行ったけど、行きも帰りも雨は降らず。傘持って出かけたときには雨が降らず、まあ大丈夫だろうと思って持って行かないときに限ってけっこう降ったりする。ふっ、傘は雨除けのおまじないグッズなのかよ、徒歩なので荷物が増えて地味にストレスだった。

つどーむの入り口にはわかりやすい看板が設置されていて、ドームの玄関口にも案内の人がたくさんいた。皆さん口々に「会場はこちらです」と呼び掛けていた。おうおう、これなら迷ったりしなくて済む。ドームの中にも案内の人が何人もいた。スムーズに流れる人々の列。平日の午後にしてはたくさんの人が来ているなあという印象。でもめちゃくちゃ混んでいるわけでもなく、受付や問診の待ち時間はゼロだった。それだけたくさんのスタッフさんがいた。受付も問診もなにもかも20人くらいの人が対応していて、ベルトパーテーションで区切られた道の脇にも誘導係りさんがいて安心だった。こういうところはさすが国の仕事なんだなと思いながら言われるがままに進む。

注射は一瞬だった。思っていたほどいたくなかった。ちょっとちくっとした程度。注射が大の苦手だけどこれくらいなら大丈夫だ。インフルエンザの予防接種や採血のときほどは痛くない。というか皮下注射って痛いんだなと思った。二の腕の筋肉注射ってあんまり痛くないんだ。人生で新たなる発見をしたこの日。

それにしても、誘導係りに受付に問診するお医者さんに接種をしてくれる看護師さんに接種後の人々を見守るスタッフさん。ワクチンも無料で受けられるしこれにいったいどれだけのお金がかかっているんだろうかと思った。ありがたく接種させてもらいました。

問診のとき、お医者さんに何か質問はありませんかと聞かれたので、わたしはこのあと20分ほど歩いて帰るのですがそういった運動は大丈夫でしょうかと聞いてみた。お医者さんは紳士的な笑顔を浮かべて走ったりしなければそれくらいなら大丈夫ですよと答えてくれた。本当は25分くらいかかるけど、控えめに20分って言った。たぶん25分歩いてくる奴はいない。わたしくらいだろうと思ったので逆盛りした。お医者さんの返事を聞いて安心した。走らないように歩いて帰る。信号がちかちかになっても走らないで次に青になるまで待とうと思う。そういえば「青のちかちか渡らないストップ」ってしまじろうが言っていた。

接種後、15分会場で待機してから帰る。接種済みのシールを接種券に貼ってもらって帰路につく。出口の少し手前にトイレがあったので寄った。ちょっと我慢してたんだよね。出口には乗り合いタクシーなるものがあった。こ、これは。もしかして最寄り駅の東豊線栄町駅まで行くのだろうか。きっと無料でしょう。なんて親切な。至れり尽くせりだったワクチン接種。2回目の接種予約は10月28日だ。よーし、行くぞー。

帰りにはセブンイレブンに寄ってバームクーヘンとコカコーラゼロを買って帰った。歩くとお腹がすきますね。スマホを見るとこの日の歩数は1万歩に近い数字になっていた。家事で家の中を歩き回ったぶんも入れたら1万は超えるだろう。なんだかほどよい疲労感。この日はその後も普通に家事などして過ごす。どこもなんともない。副反応は出なかったのでなんだ大丈夫なんだなーと思いながら過ごした。

お風呂に入る前に左腕に貼られていた絆創膏をはがすのがちょっと怖かった。でも全然血もついてなかったし痛みもなくてほっとした。

そして翌日の早朝。5時くらいに自然と目が覚めるとなんだか腕が痛い。筋肉痛のような重いようなだるいような感じがする。接種部位は触るとかなり痛む。おいおい、これはモデルナアームってやつかい。トイレに行ってからもう一度布団に入る。そしていつもの時間に目覚めると、やっぱり腕が痛かった。午後になると倦怠感が出て、それは時間が経つとともに左半身全体に広がった。腰の左側も痛む。ぎっくり腰を薄めたような痛さ。曲げ伸ばしがちょっとつらい。しゃがむ動作をするときには「いててててて」と口に出てしまう。それに左半身がむくんでいる。左手はしっかり握ることができなくなっていた。この日の午後はもうソファーで横になって過ごす。あまりの倦怠感と腕の痛みに晩ごはんを作ることができず、半田屋へ行って済ませたけど歩いて行くのも結構つらかった。何かデリバリーを頼めばよかったかもしれない。

今日になっても倦怠感とむくみはあったけど、午後になってから軽くなり、この時間にはほどんと消えている。ただ、腕の痛みがどうしようもない。ずっと親指でぎゅーっと押されているような痛み。試しに鎮痛剤を飲んでみたらけっこうやわらいだ。でも接種部位は触るとまだ痛い。明日になれば回復しているだろうか。この腕の痛みはけっこうなものだね。

見事に副反応が出たわけですが、1回目より2回目のほうが出現する確率が高く重いと聞いている。ワクチン接種後の待ち時間に会場に流れていた案内を聞いたらそういうことだった。いやまあ怖いわね。2回目はもうしっかり備えようと思っている。買い物も何もかも済ませて翌日は外出しなくて済むようにしておきたい。寝て過ごせるように。どうなることやらですが、なんとか乗り切っていこうと思う。

早く消えてくれ副反応。でもこれって効いているってことだからまあいいか。へへっ、コロナワクチンの翌日は全部休むことに決めたぜ。じゃあ、2回目、今月の末ということでがんばろー。