夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

広報さっぽろの表紙を見て思い出す大雪

広報さっぽろvol.752 2022年11月の表紙

今月の広報さっぽろの表紙は先シーズンの大雪のときの写真だった。ああ冬ってこんな景色だよね除雪車が作業しててトラックの荷台に雪がどどどどどーっと積まれていって……って先シーズンは異常に降ったからこの光景も頻繁に見たよねいつもより。なになに広報さっぽろによると24時間降雪量が統計開始以来最多を2回更新、6回あったドカ雪(1日当たりの降雪量が20センチ以上の日)、連日の湿った重い雪、排雪量は過去10年平均比の約1.7倍、と暴力的な数字が並んでいます。ものすごかったよね。バスも電車も運休してタクシーもつかまらなくて。

1度ドカ雪の日に出かけてしまってね、美容室予約してたからキャンセルしようか迷ったんだけどまあ行けるでしょうとすごい雪のなか家を出て。それでも行きはまだよくてバスも動いていたから乗れたんだけど帰りがとんでもなかった。行きと同じようにバスで帰ってくるつもりが全部運休。とても歩いて帰る気にならないほどの雪だったのでタクシーに乗って帰ろうとしたけどどこの会社に電話してみてもまったくつながらない。仕方なく徒歩で帰ったんだけどあまりの降雪量に歩道は埋もれてしまい、深い雪の中をショートブーツでのっしのっし歩いて全身雪まみれの雪だるまみたいになって帰ってきました。もうとけた雪で頭の先からつま先まで、帽子もコートも服も靴も靴下もなにもかもびしょびしょだったよ。あれは2月6日のことだった。写真が残っていたので貼っておきましょう。

一面真っ白でちょっとわかりにくい感じになってますが絶え間なくどさどさ降りしきる雪でどこもかしこもこんもりしてます。雪雲に覆われて空まで真っ白。齢48で経験したいちばんの大雪だったと思います。他の日の大雪写真もあるのでついでに貼っておきましょう。

これは1月5日ですね。まだこれくらいだった。

これが2月24日。もう末期です。この道の怖さ。雪で狭くなった歩道、左手の物置みたいな建物の屋根にどっさり積もった雪。ここを歩いているときにこの雪が全部落ちてきたら凝縮された重い雪に潰されて圧死するかもしれません。命の危険がある道です。もうここ通るのやめたよ。

これも2月24日。左手の雪の壁の高さ。除雪が入っているので歩道は歩きやすくなっていましたが自分の身長よりはるかに高いこの雪の壁に降った雪の量を見せつけられる思いでした。ひどいわ。これは尋常じゃないわ。

でも大丈夫。ひざまであるこの長靴と、ひざ丈のダウンコートで大雪の中でもばっちり歩けるんだぜ。去年はこの長靴の出番はなかったんだけど、あまりの大雪に引っ張り出してきました。ありがとう長靴~、あってよかったよ。

でもさすが雪国だなと思ったのは物流が途切れなかったこと。スーパーやドラッグストアの品ぞろえがいつもと全然かわらない。雪の影響で配送が滞って何かが欠品しているとかっていうことがただのいちどもなかった。「いやあすごい雪だわー」って言いながらみんな荷物を運んでいる。店頭に並んでいる野菜や果物や日用品がきらきらして見えたよ。JRも運休していて飛行機も欠航して、郵便や灯油、宅配便や書籍なんかは配送の遅延(っていっても半日から1日くらい)があったりしたみたいだけど、普段の買い物にはあまり影響はなかったような感覚です。飢えずにこの雪をやり過ごすことができましたよ。

わたしが今住んでいるところはマンションで、除雪は除雪機を持っている管理人さんがやってくれているのでこれだけの大雪でも全然雪かきはしませんでした。ただ、建物を出ようとしたら見事に雪がこんもり積もっていて道路に出る道がなかったので1階に置いてあるスコップを拝借して道を作ったことは2回あったと記憶しています。でも雪との戦いもたったそれだけものの数分で済んだのはありがたいことです。いつもまめに雪かきしてくれて。だから冬が楽でね。

そんなこともあってもう6年もここに住んでいます。息子も大きくなってきたし、物置がなかったり間取り的なことで引っ越しを考えたこともありましたが除雪しなくていいのと眺めがよすぎてテレビ塔JRタワー豊平川の花火大会なんかが見えるところがよくてもうずっとここでいいかと思ったりしています。息子もそのうち巣立つだろうしそのあとはひとりで住み続けるのも悪くないかもしれません。ただね、クーラーがないんだよね。冬は楽だけど夏がきびしすぎ。去年は本当にきつかった。連日ゆでだこみたいになってたし。うーん、そこだけがちょっとね。