夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

ゴールデンウィークは10連休

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天気のいい日が続いて気持ちのいい連休でしたね。近場の公園は桜が満開で、はらはらと散った花びらがまるで紙吹雪のように舞っていました。賑やかで美しく、気持ちも華やぐような春ならではの光景。そんな花びらのシャワーの中、息子はさんさんと降り注ぐ太陽のもとで元気に遊んでいました。わたしは直射日光をさけて木陰のベンチで見守る。人懐っこい子なので近くにいる子に声をかけては一緒に遊びだす。なんだかわたしと全然違うタイプの人だなーとあらためて思う。いつも朗らかで初対面の相手にも自分からコミュニケーションを取りに行く、体を動かすのが好き、算数が得意。わたしはひとりで本を読んだりするのが好きで、運動は苦手、算数も学習障害なんじゃないかと思うほど苦手(ものっすごい苦手)、でも国語は大好きでした。親子といえども真逆のような性格の違いです。どんな大人に育つのでしょうか。自分なりの幸せを見つけて生きていってほしいです。好きなことをしていてほしい。それが仕事になればいいのかもしれないけど、もし好きなことで収入を得られなくても、生活の糧を得る手段を見つけながら、好きなことはずっと続けていてほしいですね。

息子がまだ赤ちゃんだったころ、いろんな人がわたしたち親子を気にかけてくれました。年配の方も若い子たちも。年配の方たちは子育ての大変さを経験してきているからなのでしょう、「お母さんは大変ね」と話しかけてきてくれました。ずいぶん救われましたね。ショッピングモールで出会った80代くらいの男性は、ベビーカーに乗っている息子の頭に手を置いて「いい子になれよー」と言ってわたしに「むふふふ」と笑いかけてくれました。まるで賢者の洗礼を受けたよう。ふとしたときにそのことが頭をよぎる。なにかあったときにも、あの洗礼を受けたんだから大丈夫、と。ほんの一瞬のできごとだったけど、わたしの心の中のあたたかいひとかけらです。そして若い子たちは天使。「かわいいー」って言ってあやしてくれたり手を振ってくれたり。男の子も女の子も無邪気なエンジェルです。

桜吹雪の中の息子を見ていてあのころのことを思い出していました。そんな息子は今8才。9回目のこどもの日を無事に迎えられました。みなさまのおかげです。

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そしておまちかねのケーキだー。今年は息子が選んだこのアソート。ちょっと多いんじゃないなどと思いつつわたしは甘いものが大好きかつこの日を待ちわびていたので、というかケーキをまちわびていたので「うーん、まあこれでもいいよね、お祝いだし」とか言いながらこれにしました。内心では「やったー」。結局息子は2つ食べ、残りはわたしがいただきました。その日のうちに。やっぱりケーキはいい、けど多かったね。来年はこどもの日バージョンの小さいショートケーキをひとつづつにしようと話し合いました。息子はケーキがあんまり好きじゃないんですよ。いつ誘ってもいらないとか言う。本当にわたしの子かと思う。今回はこどもの日だし、華やかなケーキを前にしてついこれがいいと思ってしまったみたいです。乗っかるわたしもわたしですけどね。

相変わらず甘いもの食べすぎですが、でもそろそろひかえないといけないかなと思っています。思っているだけなのか。