姿を消してゆく

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先週の土曜はちょっと天気が悪かったけど、それでも車の運転の練習をしにいつもの河原を目指して行ってきました。ここをゴールに設定するのが今のわたしには距離的にもちょうどいいみたいです。そしてその帰り道、少し脇道に入って遠回りをして、サイロ(牧草を貯蔵しておく倉庫)を見てきました。

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以前は郊外を走ればいくつも目にしたサイロですが、今はあまり見かけなくなりました。先日のニュースで見たのですが、最近は牧草の保存方法が変わり、こういった塔のような形のサイロは使われなくなっているそうです。しかもここのところ鉄くずが急騰していて、サイロを解体して売る方も多く、それでどんどんサイロが消えていっているらしいのです。わたしが小さな頃は、住んでいたところが田舎だっということもありましたが、サイロはそれほどめずらしいものではなく、わたしにはその用途は解らなかったけど、いつも見かける建造物でした。このサイロも車を走らせていて偶然見かけたもので、他にはこの辺りでサイロを見かけたのは、農学校の敷地の中でだけでした。なるほど、このサイロもよく見ると上部の窓ガラスは割れているし、全く使われている様子もなく朽ちかけているよう。しかしサイロがすっかり消えてしまう前にこうして見ておくことができて良かった。

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サイロはこの道沿いにあったのですが、車が通ることもなくシンとした場所でした。牧場が近くにあるはずなのに、牛も見当たらない。空には雲が垂れこめていてどんよりしているし、一人でポツンと写真を撮っていたらちょっと怖くなってしまいました。サイロの横には廃屋があったのですが、それを写すと何かこの世のものではない妖しいものが写真に入り込むんじゃないかと思ってしまい、急に不安になって辺りをキョロキョロしてしまいました。晴れた日に来たらのどかさを感じられていいかもしれません。