夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

ありがとうジャスコ、バスとたこ焼きとラテ

朝、カーテンを開けると窓の向こうは銀世界でした。いよいよ平地でも積雪です。本格的な冬がはじまりました。例年なら雪が降ろうが吹雪だろうがいつもと同じように暮らすわけですが、今年はちょっと違います。もうすぐ1歳のまだ歩けない息子がいるので、この子を連れてどうやって買い物にいこうか考えてしまいます。雪だとベビーカーが使えないでしょ。そうなると抱っこひもになるわけですが、体重11キロの息子をスーパーへ行って帰ってくるまでのあいだ、最短でも30分(往復20分買い物10分)、かかえて歩くのはしんどくてたまらないのです。10キロ入りの米を1袋ずっと持ち歩くのとおんなじなんですものね。しかも帰りは買い物してきた荷物の重さも加わるわけで、これはできれば避けたい試練です。ネットスーパーを利用したら家まで配達してもらえますが、そうすると出歩く機会が減ってしまい息子も退屈しそう。気分転換と散歩を兼ねてちょっと出歩くのに買い物には行きたい。そこで。息子が歩けるようになるまでのあいだ近所のイオンで買い物してみることにしました。さいわいなことにお買い物バスの停留所が近いのです。息子を抱っこひもでかかえて、のたのた歩いてもたぶん3分で着く。その3分さえ我慢したらあとはバスの座席に座っていられるし、イオンに着いたらベビーカーがあるのでそれを使わせてもらえば大丈夫。赤ちゃん休憩室もあるし、ベビー用品も売っているからいろんな事態にも対処できて安心なんじゃないかな。というわけで。

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はい。午後のお買い物バスでイオンにやってきました。そしてまずたこ焼きです。なぜならお昼を食べそこねて飢えていたから(あ、飢えていたのはわたしだけですよ。息子は離乳食を食べてきました)。でもちょっと食べるのには苦労しました。ベビーカーを席に寄せて座ったのですが、息子が両腕を伸ばして抱っこをせがんできます。なのでひざに乗せて食べることにしたら息子はやっぱりたこ焼きを触ろうとします。持ってきたおもちゃを出しても「今はそれいやだ、ぼくはたこ焼きを触りたいんだ」というように拒否。そうだよね。

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そこでたこ焼きの乗ったトレーをめいっぱいテーブルの向こう側に押しやって、息子の手が届かないようにしたうえで食べることにしてみました。たこ焼きを求める息子はもぞもぞ動き続け、わたしは彼をなだめながら腕を伸ばしてたこ焼きを口に運ぶ。かつおぶしがはらはら落ちて息子の頭に降りかかったりしてなかなか大変でした。でも、ひとりでこうして息子を連れてきてなにか食事ができるなんていままでは考えられなかったことなので、大変な進歩のような気がします。

そのあとは食料品を買い、ベビー用品とおもちゃを見てから赤ちゃんの休憩所に寄っておむつをかえて、わたしもトイレに寄りました。このへんでちょっと一休みしたくなりスタバに行ってみる。

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わたしはタフィーナッツラテというのを注文して席へ。マグマグに水を入れて持ってきたので息子もこれで水分補給。やれやれと思ったらお買い物バスが間もなく出発するというアナウンスが。私営バスはイオンのそばまで来ないのでどうしてもこれで帰らないとタクシーに乗るしかなくなってしまいます。次のバスだとあと2時間以上ここにいなくちゃいけないから逃せない。急いでぐいぐい飲んであわただしくスタバをあとにしました。なんだかんだで1時間半はあっという間です。でもたこ焼き食べられたし、ラテも飲めて大満足です。

こんなふうに息子を連れてきてわかった。ジャスコってありがたい。お買い物バスで玄関先まで連れて行ってもらえるし、月齢年齢に応じたベビーカーはあるし、トイレに大型ブースがあるのでベビーカーを押したまま入れる。赤ちゃんの休憩所があるからおむつをかえられるし、そこには授乳室もあるので授乳もできる。ミルクを作るためのお湯と離乳食用のスプーンも用意されている。調乳するためのシンクもある。これだけ整っていれば赤ちゃんを連れてきても1日中いられそうです。人にやさしいジャスコ