父の具合があまり良くなかったりするので、しばらく実家で過ごすこととあいなりました。というわけで、こうして実家のデルルンさん(パソコンの愛称、DELLなのだ)から日記を書いている次第です。急な展開に心がついて行けていないせいなのかは定かではないけど、実は「これってホームシック?」というような状態だったりしてます。主な症状は、夜なかなか寝付けずに朝方まで布団の中で悶々としてしまうだとか、時折むしょうに我が家へ帰りたくなって涙がじわっと出てきたりするというもの。約5年前までは確かにここで暮らしていたはずなのに、懐かしさや居心地の良さに浸れないのはなぜなんだろう?あと数日も経てばきっと慣れてくるに違いないので、その時を待つとしましょうか。ああ、徐々に進めていこうとおもっていた家の掃除と修理。あとでまとめて片付けることになりそうです。
はてさて、3月の1日にここへ来たわけですが、その日以来台所で数々の賞味期限品を発見しています。ファイターズのロゴが入った日ハムのレトルトカレー、食べようと思って箱を開けようとしたそのとき、目に入った賞味期限の日付は2006.7.14。うおお無理、と棚に戻しかけたけどその後数分間自分内で会議を開いて議論を重ねた末、「自己責任の下、食べる。」という結論に達したのでグラグラ煮立つ熱湯で執拗に温めてからごはんにかけて食べてみました。現在に至るまで体調は悪くなったりしていないのでこれはセーフなもよう。レトルトカレーが入っていたのと同じ棚にはこれまた去年の7月が賞味期限のマルちゃんの袋入りインスタントラーメン(塩味)があったんだけど、もしかして油が酸化してるっていう事態もあるかなーとおもって手を出せずにいます。あと、ヨックモックのクッキー。缶を開けたらまだ少し残っていたので「わーい。」って言いながら取り出そうとしたけど、ふと不安になって缶の裏側に貼ってあるシールを見てみたら賞味期限の欄に2003年の4月という文字が。こ、これは・・・これは無理だよ。クッキーが食べられると思って沸き立ったてしまったこの気持ちをどうしてくれる。
冷蔵庫は意外にも古いものが入っていなかったのですが、恐るべきは冷凍庫。霜まみれになったエビフライや枝豆や惣菜などが入っていました。ためしにレンジでチンするポテトサラダというものを食べてみたら、かなり濃ゆい冷凍庫の霜風味。賞味期限や消費期限が書いてあるはずの欄は、ハサミで開封したときに切り落としてしまったらしく、すっぱり切れて無くなっていたので、賞味期限は永遠の謎です。ソーデンジャラス。この家でなにか食べようというときにはまず期限チェックせねばなりません。
しかしまあこういうことってあるよね。わたしの場合は調味料。冷蔵庫に2年前のタレが入っていたりしてね。ついこの間開けたばかりだったはずなのにあれから2年も経ってたのかーと驚いてしまうというようなこともしばしばです。使おうとして気づくんですよね。毎日見ているとわからなくなってしまうのかも。
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写真は窓から見える風景です。左の写真の地平線のあたりにうっすら青く見えるのは石狩湾。晴れている日の夜には小樽の岬の灯台の灯りが見えます。夜、部屋の明かりを消して、好きな音楽をかけながら夜景を眺めるのもなかなかです。ヒッキーのアルバム、DistanceとDEEP RIVER持ってきたんですよ(うふ)。