夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

忘れかけのパスワード、恋の病に似ている

久しぶりにここへログインしようとしたら、パスワードがすんなり出てきませんでした。しばらく考えてようやく思い出しましたが、ビフォーアフター風に言うと「なんということでしょう。あれだけきっちりおぼえていたパスワードを、忘れかけていたのです」というふうになるでしょうか。秘密のメモ帳にパスワードを控えておいてよかったです。いざというときの保険ですね。それにしても忘れかけるほど久しぶりだったんですね。

昨日は咳が出て出てしょうがなかった。息子経由でいただいてしまったカゼのやつが、わたしを散々げほげほさせるのだ。まあでも家でならそれでいいだろう。好きなだけげほげほしようではありませんか。自宅でなら咳込んだっていいじゃない。げほごほしまくればいいじゃない。しかし、職場ではそうもいかない。マスクを装着していても、あんまりにもげほげほしすぎると周りに迷惑がかかる、昨日も今日もそんなシチュエーション。だから昨日は必死に咳を押さえこもうとしていた。薬だって2種類飲んださ。それでも咳は時折大爆発してくれたさ。げっほごっほごほごほと発作のようにはじまって、ひとしきり咳をするまでどうやっても止まらない。それを無理にこらえると、咳の爆発に合わせて体は揺れ、両手で口に当てたハンカチからはくぐもりながらも激しい音が漏れ聞こえ、合間に吸い込む息はまるでひきつけのよう、顔は真っ赤、体は震えて涙が止まらず、縮こまって嵐が過ぎ去るのを待つばかりだった。なんという暴れん坊の咳。近年稀にみる将軍クラスの咳。マスクだってずれてぐちゃぐちゃだよ。心配かけちゃったしさ。

だから今日ははなんとしても咳をすまいとがんばった。そのためになにをしたかというと。薬を飲むのに加え、すーっとする「のど飴」をひたすらなめていたのだ。飴をなめているあいだはそんなに咳が出ないんだよね。出ても普通に耐えられる程度。ハンカチを口に押し当てておけば問題なし。というわけで飴ひっきりなし。お昼ごはん食べるとき以外、飴が口に入っていないときはなかった。しかし。気がつけばとてもお腹が痛いではりませんか。飴を買ったときにはよく見ていなかったけど、これってもしやシュガーレス?パッケージを確認してみたらやっぱりそうだった。「多量に食べるとお腹がゆるくなることがあります」って書いてある例のあれですよ。わたしはこういうのに弱くて、いつもお腹の調子が悪くなるんです。それなのに、咳を鎮めることばかり考えていてシュガーレスが見えていませんでした。がーん。この時間になってもまだお腹痛いです。おまけに咳は相変わらずだし、明日どうしようね。のど飴作戦封印?

はあ(ため息)。なんか右側のわきの下もぞくぞくしているような、それでいてきゅーっとしめつけられるような感じがして痛いし、咳は止まってないし、おまけにお腹まで痛くてまいっちゃいます。でもこれって咳がなかったら、ちょっと恋のやまいみたいだよね。あの人を想い、のどはからから、食べ物ものどを通らず、胸はきゅんきゅんしてしめつけられるように苦しい。夜は眠れずそのうちおなかの調子まで悪くなっちゃう。missingみたいな感じで切なさ120パーセントとかね。

でもこれはカゼだよー。のど飴じゃなくても咳おさまるかな。ミルキーでもいけるかな。