今でもできるだろうか

f:id:ackee:20210711181346j:plain

f:id:ackee:20210711181357j:plain

いつも散歩に行く公園の、昨日の様子。木の葉の色づきも深まってきましたね。

今朝の室内の温度は13度でした。パジャマの上にフリースを着ていてもちょっと寒かったので、部屋を暖めるためにストーブのスイッチをオン。しばらく稼動させて室温を20度まで上げてから電源を切りました。暖まった空気にふわっと包まれるこの心地よさよ。これから朝晩のストーブが欠かせなくなってきますね。

わたしが小さかったころ、家のストーブは薪ストーブだった。祖父が材木会社に勤めていた関係で、薪が格安で手に入ったから、というのがその理由らしい。祖父は毎年秋口になると、トラックの荷台に薪を満載してやってきた。そして家の軒下に薪を丁寧に積み上げてブルーシートをかけていた。春先まで持つほど大量の薪。冬の間の暖房をまかなう燃料。道内のどこへ越しても、祖父は毎年薪を積んでやってきた。

わたしはいつの頃からか、冬の朝一番に起きて薪ストーブに火をくべていた。冬の朝は冷え込んでいて、暖房が入っていなければ布団から出るがつらい。学校へ行くための身支度もできないし、朝一のテレビアニメだって見られない。母が起きる時間よりかなり前に目が覚めていたわたしは、暖をとりたい一心で暖かな寝床から抜け出し、寒さに震えながらストーブに火を入れていた。

まず新聞紙2枚をぐしゃぐしゃに丸めてストーブの底に入れる。そしてその上に焚き付け(細く割った薪を使用)を何本か置き、更にその上に薪をひとつ置く。セッティングが完了したら、いよいよ点火。マッチを擦って新聞に火をつけたらストーブのフタを閉める。そしてフタの中央についている空気の取り入れ口をめいっぱい開いて空気を送り込み、新聞紙を勢い良く燃やす。この新聞紙の火が焚き付けに燃え移り、そしてその火が薪に燃え移れば点火成功。まれに失敗したけど、大抵は上手く行った。薪に火が燃え移ったのを確認したら、布団に戻って部屋が暖まるのを待つという寸法。

「う〜さむ〜。」などと小さな声で呟きながら布団に戻り、まだ消えていない自分自身のぬくもりに暖まる。頭まですっぽり布団をかぶってしばらく待っていると、隣の部屋で寝ている母の枕元で目覚まし時計が鳴るのが聞こえた。母が起き出してしばらくすると、部屋はすっかり暖かくなっている。もう寒くない。早朝のアニメを眺めながら身支度を開始。

わたしが最後に薪ストーブに火を入れたのはいつだろう。もう10年くらい経っているかもしれない。わたしは今でもあの頃と同じように火を起すことができるだろうか。ちょっとコツがいるから、もうできなくなっているかもしれない。薪ストーブに火を入れる機会が訪れたとして、「わたしにまかせて!」なんて言ってできなかったらカッコ悪いなーとおもったりしてたけど、でも薪ストーブにお目にかかる機会ってなかなか無いかもね。もう祖父のところでも薪ストーブ使ってないから叶わぬ願いなのかもしれないけど、できることなら新聞が勢い良く燃えるあの「ゴゴゴゴゴー」っていう音、もう一度ききたい。薪ストーブに火を入れてみたい。

f:id:ackee:20210711181416j:plain

昨日、3時のおやつにもりもとのショートケーキをいただきました。おーいしー。この生クリームとスポンジといちごの織り成す絶妙のハーモニーは幸福の音色ですね。食べるたびそうおもいます。