冬がはじまるよ

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先月の末の、豊平川。天気が良くて、上着を着ていると汗ばんでしまうほど暖かく、川べりの緑はまだ青々と茂っていました。しかし今はもう11月。今日は札幌で初雪が観測されたそうです。現在の気温も6度といよいよ本格的な寒さ。あの川辺の草木の上にもやがて雪が降り積り、しおしおと枯れていってしまうのでしょうね。そして雪の重みでぺしゃんこになってしまう。根雪になるのはもう少し先だろうけど、なんだか緑が名残惜しいです。白い冬がやってきますね。

昨日の朝、祖父が亡くなった。いろいろあって、波乱の終幕だった。病院で過ごした最後の一月間は全く意識が無く、昏睡状態だった。まだ聞いていないことがあった。聞きたいことが山ほどあった。だからもう一度目を開けて欲しいと願っていたのに、目をひらくことも無く口をきくことも無く、いってしまった。今頃じいちゃんはどこにいるんだろう。なにを見てなにを思っているんだろう。

人生は短い。きっと、あっという間に終わってしまうんだろう。振り返ってみれば一瞬の出来事のように感じてしまうのかもしれない。気づいたらこの世に存在していて、なにがなんだかわからないうちに消えていってしまうのかもしれない。なんて、儚いんだろう。

あと何年、あと何ヶ月、あと何日、あと何時間。わたしにあとどれだけの時間が残されているのかはわからない。それは神様にしかわからない。コンビニに行こうとして家を出たら、車にはねられるかもしれないし、宇宙の彼方より飛来した隕石が頭を直撃するかもしれない。こうしてパソコンの前に座っている今このときに、墜落してきた飛行機にぺしゃんこにされるかもしれない。確率はとてもとても低いけれど。ここはおおむね安全だから、普通に気をつけていればまだまだ生き延びられるのだろうけど。

今この時が、最後になるかもしれないから。失敗してもいいから、もうめいっぱい生きたぞっておもいたい。悔いを残すことなく行きたい。それは難しいことかもしれないけど、わたしとして生きている、この機会に。

じいちゃんが亡くなって、そんなふうなことを考えてました。