夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

中和作戦、あかぎれ対策に

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八つ墓村は映画やテレビドラマにもなっているけど、今まで原作はもちろんのことそれらの作品も観たことがありませんでした。でもなぜか田治見要蔵が頭に懐中電灯を差しているシーンだけは知っていて、八つ墓村といえば「頭に懐中電灯」だよね、と思うのです。それはたぶん、映画のCMで観たそのシーンがあまりに衝撃的だったからなのかもしれません。これまで何度もチャンスがありながら、どうしてだか八つ墓村を観ないできたのは、それがとても怖い物語なんだろうなと思っていたからだったのですが。

はてさて、先日ブックオフの300円コーナーで八つ墓村を見つけてしまい、こうして出合ったのも何かの縁、この機会に読んでみましょうかということで購入し、今現在読んでいるところなのですが、イメージしていたとおり本当に怖いです。家にこの本が置いてあるだけで、明神様に呪われてしまうんじゃないかと思ってしまうほどで、黒い背表紙に踊る赤い文字がおどろおどろしくてたまりません。一旦読み始めてしまうと、その陰惨な世界に、本自体が怖くなってしまいます。

そういうわけで、そのおどろおどろしさを緩和してみようと、上の画像を作ってみた次第です。かわいらしいロゴを作り怖い印象を中和しようという作戦。夜中にうっかりこの本の背表紙を見てゾクッとしてしまっても、このロゴを思い出せば「うふふ。」となごめるのではなかろうかと。

だがしかし、バチが当たりそうな気がして逆に怖いであります。ばかばかっ。なにやってんだよわたしのばかっ。

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はなしかわって。ぐっと冷え込んでからというもの、水仕事にゴム手袋を欠かさず使用しています。というのも、指先が荒れてカサカサになり、あかぎれがいくつもできて開いた傷口に水やら洗剤やらが染みて痛くてたまらないからなのです。ハンドクリームを塗っていても、一旦なにか水仕事をしてしまうと文字どうりそれは水に流れてしまうわけで、手を保護するにはゴム手袋かなーというわけです。相方はたまに、弁当におにぎりを所望するのですが、おにぎりを握るときに塩があかぎれにしみて痛くて痛くて涙がでるほどでした。あかぎれに塩がしみただけでもこんなに辛いというのに、傷口に塩を擦りこまれた因幡の白兎はどれほどの苦悶を味わったのだろうか、などとおにぎりをニギニギしながら古事記に思いを馳せてしまいましたが。

こまめにハンドクリームを塗り、水仕事をするときには必ず手袋をはいていたおかげで今はすっかりあかぎれも治りました。今使っている手袋は履き心地もよくて気に入っています。ドラックストアへ行くとこういったゴム手袋は種類も豊富で、お買い得価格のものから数百円するちょっとゴージャスなものまでいろいろあって楽しいですね。履き口にマジックテープがついていてずれないようになっているものや、肘のあたりまで覆うようになっている長いものなど、今まで知らなかった手袋さんたちを発見してちょっとはしゃいでしまいました。ゴム手袋は進化していたんですね。