夕霧ジャーナル

ブランクはありますが2005年から長く続いているブログです。

十勝の秋の味覚

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ししゃも漁の季節がやってきました。今年の解禁日は11月の10日までということでしたが、なぜか例年より水揚げがとても少ないそうで、漁協では漁の期間を延長することも検討しているそうです。どうなるんでしょうね?

いつもの年より貴重なししゃもですが、今年もいただくことができました。先週の平日に、むかわ町の大豊寿司(たいほうずし)さんへ行き、ししゃもの寿司、天ぷら、大葉揚げの三品を味わいました。年に一度のご馳走は、やはりおいしい。魚介類独特の匂いがほとんどなく、淡白であっさりしているので食べやすいです。魚が苦手なわたしですが、こればかりは毎年楽しみにしています。天ぷらも丸ごと食べてます。他の魚はだと頭をはずしたりして食べちゃいますが、これは丸ごとでも大丈夫なくらい臭みがなくて最高です。大豊寿司さんではししゃもを牛乳に一晩つけるなどして臭みを抜いて食べやすくしている、というのをテレビで見ましたが、この調理法あってこそのおいしさだったんですね。

ししゃも料理は平日でも昼過ぎには完売してしまうそうなので、わたしたちは万全を期して10時に店に着くように出発しました。朝は8時半くらいに家を出て、朝食は軽めに、出がけにコンビニに寄って買ったおでん二つとお茶だけで済まし、胃袋にししゃもが入るスペースを空けて行ったのです。せっかく行っても売り切れだったら悲しいので、このような策を弄してありつけた今年のししゃも料理でした。また来年もぜひ食べに行きたいです。

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ししゃも料理を食べた帰り道、相方が実家に寄るというので行ってみると、義母がお土産にむかわ牛の肉とハンバーグを持たせてくれました。むかわ牛は生産量があまり多くないので市場にはほとんど出回らないそうです。とってもお高いらしく、このお肉一パックで2500円だそう。た、高い。高級食材ではありませんか。そのようないいものをわたしたちにくれるなんて有難うございます有難うございます。

翌日さっそくハンバーグを焼いて食べてみたら、肉の歯ごたえと味がしっかりしていて、混ぜ込んである香辛料のバランスが絶妙でした。とてもおいしかったので「これ、誰が作ってるの?」と思い、パッケージの製造者の欄をチェックすると、有限会社むかわソーセージ工房と書かれていました。さっそくネットで検索してみてここの通販サイト、NET SHOP クノッツホ にたどり着きました。むかわ和牛のハンバーグセットも売ってる。ハムやベーコンもおいしそうだし、値段も思っていたより高くなかったのでこんど買ってみたいです。楽しみです。

肉は焼いておろし醤油で食べました。超しもふりで柔らかく、脂の旨みがじゅわーっとにじみ出るおいしいお肉でした。むかわ牛さんありがとう。

十勝の海と大地が育んだ味覚にうっとり至福な秋です。