月寒あんぱんとてんぷるちゃん

f:id:ackee:20210716133552j:plain

f:id:ackee:20210716133603j:plain

久しぶりに月寒あんぱんを食べました。本日のおやつはどれにしようかとあれこれ迷いながら、スーパーのパン売り場の棚を眺めていたところふと目にとまって、そういえば祖母の大好きなお菓子だったよなというのを思い出し、なんだか食べたくなって手に取りました。祖母は小さなころからこのお菓子が好きだったそうで、「一番好きなお菓子はなに?」という質問にも一番に月寒あんぱんの名をあげていました。

しかし、祖母は齢78です。その祖母が小さなころから好きだったということは、70年くらい前には存在していなければならないはず。このお菓子って、そんなに前からあったの?月寒あんぱんに手をのばしながらそんなふうなことを考えていたわたしですが、手に取ってみてすぐに、シールに印刷されている「100年」という文字が目に入ってきてなるほどなっとくです。100年前からあったのなら、少女時代の祖母もおやつに食べていたことでしょう。創業明治 39年。

皮はうすくて、あんこたっぷり。パンというよりはおまんじゅうっぽい食感と味わい。まだちっちゃな女の子だった祖母は、どんな顔して食べてたんだろう。にこにこしながら嬉しそうに食べてたんじゃないかな。くりんくりんの天然パーマの女の子が、あんぱんを両手で持ち、大事そうに口元に運ぶ姿を思い浮かべてみるわたしでした。今みたいに物が豊富にある時代じゃなかったって聞いてるから、御馳走だったんじゃないかなって思って。

ええ、祖母は天然パーマなんですよ。母は直毛だったので、わたしの天然パーマは隔世遺伝なのかもしれません。祖母の髪は見事にくりんくりん。てんぷるちゃんって呼ばれてからかわれていたって言ってたな。