気温感覚がバグってます、懐かしの日記サイトをめぐる

今日の午後は雲が出て、ぎらぎらした西日を隠してくれた。東から冷たい風も吹いてきていたので、気温が30度を超えているにもかかわらずあまり暑く感じなかった。連日の真夏日のせいで体が暑さに慣れてきたのかもしれない。これだけのことで「今日はちょっと涼しいな」と感じた。例年にはないことだ。いつもなら30度近い気温になったというだけでひーひー言っているところだ。午後にはほんのすこしだけど雨も降った。申し訳程度のちょっとした雨だった。ベランダに降り落ちた雨粒は、風に吹かれてみるみる乾いていった。やんでしまえばその痕跡もあっというまに蒸発して消えてしまった。もうちょっとまとまって降ってくれませんかね。まさに日照りといった感じでもうずっと雨が降っていない。このままではなにもかもぱさぱさに乾いてしまいそうだよ。この日照り状態に農作物諸々の植物たちが心配になる。彼らはみずから水を飲みになんていけないものね。雨、降ってください。お願いします。と手を組んで空に祈ってみる。神様、どうかお願いします。

以前よく読んでいた日記サイトのことをふと思い出して探してみたら、あの当時のままの姿でそのサイトはそこにあった。もう12年も更新されていない。以前は毎日のように更新されていて、そこに書かれる日常の風景を楽しみに読んでいたものだった。しかしある日ぱたりと更新が止まり、それからもう12年も経った。なんの手入れもされず、ひとことの更新もなく、でも消えずにずっとそこにある。サイトが存在しているということは管理人さんも健在で、サーバー代は払い続けているということになるのだろうか。そうだといいんだけど。そしていつかブログにリニューアルされたりなどして再開されたらいいのになと思う。当時、その管理人さんのお子さんはまだ2歳だった。今ではもう中学生になっている。どんな12年だったのだろうか。もしかしたら同じサーバーの別の場所でブログなど書かれているのかもしれない。でも告知がないので知るすべもない。

わたしがインターネットというものに触れはじめたのは2000年あたりだった。その当時はブログやSNSはまだ登場しておらず、ネット通販なんかも黎明期、個人がサイトを作っているというだけですごいことだったように思う。レンタル日記サービスレンタルサーバー、そのほかレンタルcgiなんかもあって、それらを組み合わせてタグを打ってサイトを作ることはできた。cgiを自分で設置するなんて高等技術というか、できる人はすごい人たちだと感じていた。インターネットの話題なんて出そうものなら「なにこの人、そんなハイカラなこと言っちゃって自慢?そんなもの知らないわ。っていうかパソコンなんてなくたって生きていけるわ」というような冷ややかな反応が返ってきた。あの時期の空気はもうトラウマレベル。ネットの話題を出すのが怖くて、そういったことをナチュラルに口にしている人がいると落ち着かない気持ちになったものだった。今では普通に話題にできるけどね、でもそうなるまでには何年も時間かかかった。軽く10年はかかったように思う。

そういえばあのころのアマゾン。注文した商品は、今でこそロゴ入りの段ボール箱に入れられてとてもスマートに送られてくるけれど、あの当時は違った。なんか海苔とかの空き段ボール箱に詰められて、紐でやガムテープでぐるぐる巻きになって送られてきていたよ。カスタマーセンターも土日は休みでね、しかもそんなことはどこにも記載されていなかったので、なかなか受付完了の知らせがこなくて不安になったわたしがメールで問い合わせてみると、担当の方が慌てた感じで電話をくれたっけね。土日は休みなんで返信できないんですすみませんって。今じゃ年中無休で24時間営業みたいなものじゃない?洗練されたものだなと思うと同時に、あのドタバタした感じを懐かしく思い出します。アマゾンの成長も見てきたわたしが通りますよっと。